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医師マッチング面接とは?

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転職を考える医師の多くは、医療機関との面接で自分の希望条件を述べなければなりません。医師が転職に踏み切る理由は様々ですが、現状から脱出しなければならない事情がある場合は、条件を明確にする必要があります。
ひとつは「給与面」です。勤務医の場合は5年、10年と勤続年数が長くなれば給与が上がるシステムになっています。ですが、医師の中には招聘されて来る場合に、いきなり管理職に抜擢されるケースがあります。ヘッドハンティングされる医師は、古くからいる医師を差し置いていきなり高給と地位を手にしますから、転職後のひがみの対象にもなることを覚悟しなければなりません。ひがみの多くは古参医師に「脱力感」を与えるということです。もし、こうした病院内のパワーバランスを考慮された上での条件ならば、のちのち問題が起こる確率は少ないでしょう。
家族のことを考えての条件の場合、病院との相性は非常に重要です。子どもの教育を考え、私立中学が近くにある、あるいは生活環境がいい場所を配偶者が望む、というケースがあります。その場合は、家族に振り回されて、この病院を選んだ…と思われないのが大事でしょう。実際に、都市部に住宅を購入した途端に、転勤を命ぜられた医師も数多くおります。

特に、自宅から50キロメートルから100キロメートルの範囲で、系列病院への異動がある場合は、困る医師が多くなります。首都圏で50キロとなると、例えば東京都内から千葉県外房や内房…ということになりますが、東金道や東関道、館山道と首都高を往復する医師は多く、夜勤をクリアしてなお通勤することも可能です。ですから、病院とすれば交通費を出しても雇用し続けるわけです。
医師は求人が多く、病院も増加しているような気がしますが、実際は減少しています。特に大病院は病棟を増築しているとともに、短期入院のための医療へと変化しています。つまり、急性期医療へとシフトしているのです。入院日数は短く、自宅療養へ振り向ける医療に診療報酬加点が顕著です。
ですから、マッチング面接で大事なのは、コンサルタントの情報が「自分に都合がいい」ものに偏っていないか、疑ってかかることも必要、ということです。自分の希望が100%合致した、と思ってもいきなり医療法人が解散することもあります。マッチング前に病院の経営面もチェックしましょう。

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