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医師に遊び人が多いという誤解

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医師は遊び人が多いのでしょうか?医科系大学、大学医学部の場合6年間の教育課程、そして国家資格取得後の2年の研修医制度があるため、実際に「遊ぶ時間」がないまま20代を終えてしまうのが、医師の実像です。
例えば、県立大学医学部病院で研修医を勤めた場合、完全に医局主導のまま、その後の数年を過ごさねばなりません。また、医局は先輩医師が公的病院や民間の大規模病院を回ることを説明し、後輩医師にも異動が突然あることを示唆します。
つまり、都会で遊ぼうという医師にとっては、地方の中核病院での勤務では「遊ぶ場所がない」まま数年を送ることになりかねません。離島勤務や過疎地での勤務の場合は特にその傾向が強まります。「釣り」「山登り」「サーフィン」などが好き…という医師でもない限りは、地方勤務はなかなか遊び人を生むことはありません。
東京都港区の●●病院勤務、千代田区の○○○病院勤務…ならば「六本木」や「赤坂」で遊べると思われるかもしれませんが、実際には遊べるほど時間のある医師は勤務医は限られています。むしろ、何代も続く開業医の場合は、固定した客層(患者層)があるなど、時間と「軍資金」に余裕がある場合もあるでしょう。

医師不足により時間が無いのが医師という職業

ただ、近年は都市に医師が集中し、地方では医師不足というアンバランスな状態が恒常化してしまいました。そのため、医師専門の不動産業者や税理士、生命保険会社の外交員などが医師マーケットをがっちりと囲い込みしてしまい、遊ぶ相手がこうした「取り巻き」になってしまうことが多くなってしまうのです。
医師は年収○千万円が普通です、車はヤナセから購入するものです…といった「作られた常識」が医師に吹きこまれてしまうため、20代の内は全く遊ぶ暇もなく頑張ってきた医師は、知らず知らずのうちに取り巻きの影響を強く受けてしまうのです。
取り巻きが「遊ぶ人」たちならば、安定した収入の出来始めた医師を「飲みに誘い」「ゴルフに誘う」といったことが日常化してしまうでしょう。遊ぶといっても、相手が取り巻きならば、彼らに取ってはビジネスの一環です。純粋に遊べるかどうか、そもそも臨床医ならまだしも執刀医に遊ぶだけの体力が残っているかどうか…
おわかりと思いますが、遊び人と思われてしまうのは「お高いお店」で食べたり飲んだり…といった人付き合いがあるかどうか、ということであって、学会出席や新薬勉強会など様々な時間が必要な医師にとっては、遊ぶ時間は「本来はあまりない」はずです。

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