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医師の転職でも週休二日が人気?

donichi
転職を希望する医師の多くは「勤務医」です。理由は様々ですが、現状の待遇や環境に問題がある場合に、転職というイベントがやってきます。ところが、最近では開業医を廃業して、勤務医に転向する医師も少なくありません。なぜ、こういう傾向が増えているのでしょうか?
そもそも、国には「労働基準法」があり、一日の労働時間8時間、一週間40時間という「一定の基準」を定めています。が、実際にはなかなか守られる基準ではないのが「社会」の姿です。仕事は形態によって休みが取れるかどうかが異なりますし、特別の技量を持つ人には「休ませない」事情が生じてくることもあるでしょう。
では、医師の場合はどうなのでしょうか?一般的に勤務医と開業医では、開業医の方が「休みの融通が利く」と思われがちです。週休二日が一般的な個人病院は数多くあるのが普通ですし、実際「休診」の札が掛かっているのを見るのも事実です。ところが、開業医も地域の当番医として、休日診療の制度がありますし、学会に出席することも少なくありません。また休日といえども、急患の来訪にも対処しなければならないのが宿命です。
これが、勤務医の場合はどうでしょうか?都心のクリニックに勤務する医師、産業医など以外は、総合病院や専門病院、大学病院などで働いています。そうなれば医師もシフトを組んでいるのが通常ですが、オンコールを覚悟しなければなりません。病棟患者の病変で、担当医師でなければ処置できない場合、あるいは急患の対応で呼ばれるのは、医師としての実力のうちなのです。

週休二日が可能な診療科はどの医師?

もちろん、放射線科、麻酔科、法医(解剖)や病理などは割と休みが取れる場合がありますが、地方の病院ではこうした医師がいない場合があり、ひと月休めないケースも出てきます。離島や過疎地帯の公立病院に出張して、病院を回ってあるく医師も少なくないのです。
こうしたことを考えますと、週休二日はうらやましい、と感じられるのは医師の世界でも同じことです。ですが、医師は元来「年中無休の患者」がいることを覚悟しているのです。そのための体力、精神力はインターンで鍛えられていくものであり、それが当たり前、というのが元来の医師養成の基本でした。
医師は一般社会の人々よりも高い報酬を得るのは、それだけ激務であるためであり、休みが欲しいというのは医師全体の声ではあります。ですが、実際には自分から休みを返上して患者を診たい、というのもまた一方であり、必ずしも「週休二日」が人気というのではありません。ただ、医師としての人生を全うするには、適度な休みが必要だ、というが全ての医師の共通の認識でしょう。

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