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医師の後期研修とは?

idaisei
大学での6年間が過ぎ、国家試験を突破したあとは研修医生活が始まるのが、研修医制度です。いわゆるレジデントといいますが、2年間の初期研修と2年の後期研修に分かれているのが一般的になりました。様々な大学の例を用いて研修制度を解説していきましょう。
東北大学病院では、卒後研修センターが開設されています。東北大学医学部は全て同じ敷地にあることから、利便性が高く、また仙台市の中心部に位置していることから、通勤にも人気の高い病院の一つです。ここ数年で病棟が新しくなり、高度医療センターとして非常に力のある病院に変貌しました。
後期研修は単科コースとローテーションコースに分かれており、単科コースとは大学院進学を意味しています。ローテーションコースは大学や提携病院に研修医として派遣され、実践を積むことになります。面白いのは、漢方内科の存在です。中国からも医師が留学し、現在は仙台市内で漢方医として治療にあたるなど、東北大学の多様性が伺い知れる部分でしょう。
初期研修と違うのは、研修医とはいってもいっぱしの医師として臨床しなければならないことです。東北大学病院の場合は、県南部の岩沼市にある総合南東北病院に研修医が赴任します。非常勤ですから、週1、2回程度ですが、研修医だけしかいない診療科目がありますので、後期研修医の役割は重大です。

医師の後期研修におけるローテーションコース

東北大学病院に限らず、全国的に後期研修医がローテーションコースで関連病院を回るケースは続いています。医師にとっては、この期間は「使い捨て」のような待遇と感じるかもしれません。ですが、少子化の時代で今後は学生がますます減少していきますから、各大学とも研修医へのケアに万全の体制で取り組んでき始めています。
では、一般患者は後期研修医のことをどう思っているのでしょうか?実際インターンという言葉は耳にするかも知れませんが、レジデントという言葉はまず知られてはいません。日本の研修医はインターンではなく、レジデントに近いと考えるべきでしょう。中には、シニアレジデントが後期臨床研修医を指すところもあります。
一般患者はレジデントが「若い医師」としか見ませんので、未熟な技能ではあるが熱心でよい…と評価するケースが少なくありません。患者にとっては医師によって窓口で支払う診察料は変わることはありませんから、出来るだけよい医師で、過剰な臨床をしないでもらえばよいのです。
つまり、医師に取っての後期研修は「病院とはどういうシステムか」ということをしっかり理解する最後の研修といってもよいでしょう。

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