HOME»医師転職情報全般 » 地域医療の医師募集の状況

地域医療の医師募集の状況

東京、大阪、名古屋の都市圏や県庁所在地といった都市部から、遠隔地の医療を「地域医療」または「へきち医療」と呼びますが、どの地域でも医師不足は深刻になっています。理由は「若い医師が勤務したがらない」と考える向きが多いのですが、実際は単純ではありません。
実は、地域の基幹病院は研修医を受け入れることで、医師の養成にも適い、また地方病院の医師不足という問題解決にも役立ってきました。ところが、一次救急を兼ねている地域基幹病院は、救急搬送の患者を絶対数多く臨床できません。診療医師は確保できても、救急医師自体総数が少ないわけで、地方病院求人にもなかなか応募がない状況なのです。
実態は、地方の場合は基幹病院の入院患者の日数が長い、という事実があります。病院そのものが少ないため、病床数も地域で限られています。患者もなるだけ退院したくない、という「風土」が出来ており、救急患者用の病床が確保できずに、結果として一次救急患者を受け入れ出来ない状況が地域医療に浮かび上がっているのです。

地域医療の医師はどういった違いが見受けられる?

heri
ただ、ここ数年全国で「ドクターヘリ」の配備が進み、地域の訪問医療が少しずつ効果を表しています。そのため、地域医療の医師の求人は「内科」「呼吸器科」「消化器科」「循環器科」「神経内科」等を中心に多く存在します。地域医療の場合は「総合診療」という名前で、疾病と傷害の全てを受け入れるため、当直を行う場合もあり、まさに地域の要となる医師を募集しています。そのかわり、年収も1500万円から2000万円前後は受け取れるところが多く、学閥などは全く無関係といってよいでしょう。
地域の特性としては、寒冷地では呼吸器系患者が多いのに比べ、温暖な九州地方などではそれほどではありません。地域に多い疾病や傷病の「季節」などもある程度決まっていること、寒冷地では冬場の「暖房費手当」などの関係で、給与が高くなっているのが特徴です。医師として、疾病の地域差が研究できることもあり、都市部にはないやりがいを得ることも、可能といえるのです。

こちらの記事もおすすめ
  • 医師が転職する理由に多いのは? 医師が転職する理由に多いのは?
    ドクターが転職する理由、それは転職することが半ば常識になっていることがあります。総合病院に通院していた患者さんが、月一回の診断日に行ったところ「その先...
  • 医師転職で失敗する人の傾向 医師転職で失敗する人の傾向
    転職で失敗をしてしまうと、パート医師で十分だ、という考えに陥るドクターも増えてきます。数多くのバイトだけで暮らしていけるのは30代から40代といった体...
  • 労災病院の医師募集で気をつけること 労災病院の医師募集で気をつけること
    労災病院の医師募集で気をつけること|厚生労働省所管の独立行政法人が運営する労災病院は、全国に32の病院と2つの分院をもつ「全国チェーン」の総合病院です...
  • 医師転職の履歴書や職務経歴書の書き方 医師転職の履歴書や職務経歴書の書き方
    医師にとって履歴書や職務経歴書は、医師免許の次に自分を証明する唯一の「自己申告書」です。通常は医師免許と保険医登録が「資格」に当たりますが、履歴書はと...
  • 大学病院医師のメリット、デメリット 大学病院医師のメリット、デメリット
    大学病院での医師の仕事のメリット、デメリット 大学病院は国公立、私立を問わず地域の中核病院の担い手です。 ここでは臨床医として一般の患者を診察す...
  • «
    »


    メニューリスト