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国境なき医師団の実態とは?どんなタイプの医者が参加している?

kokyo
1971年にフランスの医師のグループによって設立された、医師によるボランティア団体です。
宗教的、政治的な色彩を排し、紛争地域から災害に見舞われた地域まで世界各国に飛び回っています。
ノーベル平和賞受賞で知名度が上がりましたが、国連組織とは無関係で、あくまでも医師が個人的に登録して参加する形を取っています。
スキルはまず英会話、そして個人の専門科目の他に公衆衛生に関する知識、外傷の手当、臨床医学は必須です。
公衆衛生とは、マラリア、コレラといった水質環境が原因となる地域や戦乱地での消毒、薬品管理、予防接種などのほか、死者の埋葬なども行い、救難ステーションの建設(テント、水の確保、寝泊まり場所の確保、診察スペースの確保など)など、体力と判断力が必要です。
実際に日本人医師スタッフに聞いてみると「救急医療という非常に過酷な任務は医師にしかできないことだから、行っている」という簡単な答えでした。
そのため、通年で参加する医師は完全な専従スタッフで、他はみな勤務医を休職して参加する形になっています。
このNGOが出来た当初は救難地へ入ることへの許可が下りないケースがほとんど(戦乱で危険なため当事者国政府が入国禁止した、あるいは意図的な政府介入のため)でしたが、現在は宣伝、交渉のほか、医療ジャーナリズムの認識度が上がったため、世界で活動できる地域が広がっています。

国境なき医師団で活躍する日本人医師の存在

医療チームに参加する日本人医師の中には、昨今増え続ける災害救助といった一次救急、および二次救急医療の専門医師がおり、より合理的で簡素な医療器具によるオペや処置を行うスキルを磨いています。
むろん、これは全ての医師に可能な医療行為ではありません。
医師には広義なスキルが要求されてはいますが、救急医療は乗り越えなければならない壁が幾つもあり、それが言語の壁、環境の壁、医療機器の壁、そして文化の壁(宗教や政治体制化での医療)など、多くの山積事項があります。
そして、とりわけ最貧国の多いアフリカでの民族間の殺戮がいまだ継続しており、欧州のメンバーが活動をしています。
現在派遣可能な日本人医師は300人に上り、月約14万円の給与を得て、活動します。
ただ、この団体は全額寄付によるNGOのため、常に広報活動という後方支援も参加医師が行っています。

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