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医師弁護士のダブルライセンスという超人が居る

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ダブルライセンスの中でも、医師と弁護士はゴールドライセンスと言われていました。しかし、現在弁護士資格はゴールドライセンスではありません。極端に言えば、歯科医と弁護士は余剰、とまで吹聴されているのです。
では、なぜ医師弁護士のダブルライセンスの超人が生まれているのでしょうか?まず、ここで考えたいのは「弁護士」から「医師」になるのか、「医師」から「弁護士」になるのかで、見方が全く違うということです。医師も弁護士も知的頭脳が高くなければ資格は取れないのですが、実際に資格取得後に両方の資格を十分に活かしている人は、皆無です。
では、医師兼弁護士はどういう人を指すのでしょうか?弁護士から医師になった人の場合は、医師として活動することになります。単純に弁護士業務では食べていけないと考える場合が多いからです。ですが、医師が弁護士になった場合は、弁護士として食べていくことになるケースが多くあります。

その多くは「医療訴訟」に関する弁護士としての道があるからです。例えば、日本医師会の勧める日本医師会医師賠償責任保険と勤務医賠償責任保険があります。医療事故に関して、法曹界は非常に「ナーバス」であり「医療に無知」である、といわれています。非常に難しいのですが、本来医療と法曹は結びつくことができないほど、違うジャンルです。人の命を救おうとして行う医療行為には、完全なものはなく、チームとして行う医療であれば、司令塔がいてそれに従うことで医療現場が成り立つのです。
しかし、法曹界は医療事故が起こった場合、必ず「責任の所在」を突き止めようとします。白黒付けなければ、結局裁く事ができないからです。ですが、医療行為そのものは確実に再現する事は不可能ですし、誰かに非を負わせようとすれば、医療そのものが不安材料に満ちてしまうのです。
そこで、唯一医師兼弁護士が果たすべく役割は、医療事故の際の医療側の考え方を説明すること、そして医療と裁判はそもそも相容れないことをしっかり知らせることでしかありません。実際に医師免許と弁護士免許を取った人が週の半分を医師、半分を弁護士として働いているケースはありませんし、弁護士としても未熟と見られてしまいます。結局大半が大学での教鞭というケース、つまりどっち付かずになってしまうわけです。

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