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労災病院の医師募集で気をつけること

rosai
厚生労働省所管の独立行政法人が運営する労災病院は、全国に32の病院と2つの分院をもつ「全国チェーン」の総合病院です。全国組織の病院としては規模が大きいため、求人は病院ごとに行われており、研修医も前期と後期の両方を受け入れているなど、医師の教育にも熱心です。
気をつける点は「異動」が多いということ。医師に限らず看護師も転勤が多く、四国から九州、あるいは関東へと広域異動が当たり前になっています。また、地域によっては都市部ではなく「人口の少ない」ロケーションにあることもよく留意しておく必要があります。家族を抱えたドクターの場合は、子供の教育面で不安を持つケースもありますから、特にプライベートと仕事の価値観を天秤に賭けて、募集に臨んで下さい。
労災病院は給与面で「悪くはありません」。看護師が3交代という制度を取っていることから、人事面でもかなり恵まれた人選となっています。看護師にとっても通常の民間病院よりは勤務が「楽」と感じる傾向にあります。ただ、これはあくまでも「お役所的」な面が強いこともあります。

労災病院の医師募集。色々と面倒もありますが・・・

労災病院の人事には、特に注意が必要です。まず、転勤が多い医師や看護師は「幹部候補生」とも目されており、強い個性を発揮します。地域密着の病棟でありながらも、全国的な「質」を求める動きが昔からあり、非常に行動的な医師や看護師の存在がよく知られています。病院そのものに非常に愛着のある医師や看護師が存在している、という事実があります。
福利厚生は良い方です。また、地方によっては地域の中核病院であり、赤十字病院と労災病院という看板病院となっていることもあり、患者の信頼が厚いところも少なくありません。
労災病院の募集面接の際「組合」のことは口にしないのが鉄則です。全国労災病院労働組合は全国でも有名な「労働組合」のひとつであり、その力は大きいものがあります。政治活動にはある程度「関わりのある職員がいる」ことは理解して勤めることが必要です。労災病院以外でもこうした病院はありますが、病院内で力を持つ医師や看護師が特定の政治信念を持つ可能性がある、ということは肝に銘じておく必要があります。

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