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メディカル転職には転職エージェントが有効

syukatsu
ドクターにとっての「医業情報」は、医局情報だけである…これが従来の常識でした。学内に残ることで、研究医となるごく一部の医師以外は、勤務医の道を進み、その後進路が開けていくようになります。ところが、世の中がこれだけ情報化社会であるにもかかわらず、医業の情報は閉鎖的なのはなぜでしょうか?
答えは医業には「メンター」が皆無であることです。メンターとは理解者であり、客観的な第三者をいいます。研修医には指導医が必要ですが、実際には全ての局面で指導医がいるわけではありません。研修医は、半ば「一か八か」で臨床を行い、執刀に携わるのです。そしてその際の評価はスキルによるものであるべきですが、実際は人物評価になってしまうことがあります。
研修医もメンターを求めます。つまり、本当の意味での「評価者」です。ですが、病院としても医師を促成し、よい医療を提供しなければならないのです。医師は知らずしらずのうちに、孤独になってしまい、あるいは上司や先輩に気に入られようとするケースも少なくありません。
勤務医は、自分がオーバーワークになることで、ようやく「転職」というキーワードを頭に浮かべます。そしてネット検索する頃には時は、もう限界か…と考える人が多いようです。つまり、決断できない自分が、いよいよ「転職」という手段に全てを頼るしかない、という事実。それは間違っているのでしょうか?
決してそうではありません。一般社会では、上司と部下、同僚、顧客…と様々な人間関係のなかで、会社員も公務員も折り合いを付けて生きていくものです。そこには必ずメンターの存在が欠かせません。競合他社のライバル社員がメンターの場合、客観的に自分を評価してくれるものです。ですが、医師の世界にはそれがありません。だからこそ、高い目標を掲げていかない限り、自分が迷ったときに助けてくれる人はいないのです。
転職エージェントとは、数少ない「医師のメンター」です。キャリアコンサルタントがメンター役を果たさなければ、ドクターの次の医師人生は、明るいものにはなりません。なぜなら、キャリアコンサルタントは、過去何百人もの医師を見て来ており、いかに医師が孤独であるか、一般常識とはかけ離れているかを理解しています。つまり、医師の世界は職人の世界なのです。
エージェントの力を頼ることは、賭けでもあります。もし自分に合わないコンサルならば、別のエージェントに変えるべきです。コンサルは力量とともに「個性」があり、病院と医師との間を取り持つ、いわば「修羅場」をくぐっていく存在です。だからこそ、転職エージェントに頼って、医師としての職を全うしていきたいものです。

転職エージェントを上手に使うのが上手なメディカル転職の必須要件

ある病院で「看護師が一斉に辞めた」という話を聞いたことはないでしょうか?また、ある病院では、「医師が1年で転勤になった」という話や「突然、他の病院に異動になった…」などという情報…。これは国の所管するある病院での話です。
この病院のサイトでも常に医師求人が公告されています。そして、全国各地にある系列病院全てに求人があり、転職エージェントのサイトにも『公開求人』として、見ることができます。年収1500万円、月に一回程度の当直あり。様々な条件を重ねあわせると、特に待遇面での不足は見当たりません。ですが、なぜか全国の系列病院全てに求人が出ているのです。
実は、表面上の求人情報はここまでしかありません。と、すればここからは自分で求人内容を精査する必要が出てきます。コマ数の患者は?症例数は?利便性は?転勤はどういう条件?など、いろいろな内部情報を手に入れるには、それなりの「技術」が必要になってきます。
勤務医として求められているのは、2つの条件が満たされた時です。まず、医師の立場からみて「ここならば働きたい」と思える環境であること。そしてもう一つは、病院経営者側から「この医師に働いてもらいたい」と思われる人物であることです。
例えば、医師情報が学会や論文、ネットなどで以前より充実してきました。その結果、入職した総合病院から「専門病院」へ応募する医師が随分と増えています。長崎大学から北海道のある脳外科に来ている医師によれば、医局人事から出て、思い切って「自分のスキルを向上しよう」と、執刀数、症例数の多い病院を探したところ、たまたま北海道だった…と言われました。
驚いたのは、この病院ではここ数年地元の大学出身者ではなく、遠方からの医師によって占められているということがわかりました。こうした病院では、エントランスにドクターの写真と医局のある大学名を知らせるプレートがありますが、ここにはそれがありません。○○大学卒…こういう称号は全く不用なのです。
良い病院には、志の高い医師が集まってきます。手わざの優れた医師、コミュニケーション能力の高い医師、チームワーク能力の高い医師…全てが揃うことで、チームとしてのスキルが向上します。また、院長自らが医療に携わる時間が多いほど、病院の魅力も増していきます。患者は院長先生の技術をよく把握するものなのです。
こうした情報や病院の特性、そして真の待遇は転職エージェントによってもたらされます。自分がより向上できる環境なのか、そして自分の将来や家族の将来を明るくできる環境なのか、エージェントとよく相談すべきです。家を購入したのに、単身赴任になってしまう医師があまりにも多い現実。大切なものは何かを考えましょう。

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