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医師にありがちな悩みとは?

nayami
職場での悩みは、どの職種でも多かれ少なかれ存在するものです。医師の場合はどうか、といえば、その特殊な職場環境の「連続性」にある、といわれています。もともと大学医学部に入学し、6年の学生期と卒業後のインターンと、専門教育の連続性に身を置くことで、社会から隔離されてしまうことが大きく左右するのです。
入職というイベントは、「医局」の指示で行われることが少なくありません。勤務医の場合はまず、大学と提携している総合病院や地域の公立病院へ赴任することが少なくないため、ここで「壁」を感じる若い医師が多くいるようです。「壁」とは、設備の整った都心の大学病院から、過疎化の進んだ地方病院への赴任で、体験する例が多くあります。高齢者が多い地方では、特有の疾患が多く、症例が少ないために「臨床技術」が遅れてしまうのではないか、という懸念が生じてしまうのです。
この「都市」と「地方」での悩みは、プライベートでも引きずっています。離島や地方の公立病院勤務では、破格の年収が約束されますが、お金を使う「環境」が全くなく、貯蓄こそできますがプライベートはつまらない、というもの。つまり、地方勤務に合う性格の医師でなければ、続けられないと考えてしまうケースが多くあります。

医師に何故こういった悩みが生まれるのか?

また、地方勤務の場合の悩みとして「育児環境」にも関係します。配偶者と共に地方に赴任した場合、子供の教育を考えて「都市の病院へ異動願い」を出すケースが続出します。医師の多くは、子供にも「出来るだけ高学歴で」あることを望む場合が多いのです。
職場での悩みは、やはり人間関係が一番多いようです。大都市圏を除き、勤務医•開業医に拘わらず「出身大学」の学閥が人間関係に深く入り込んできます。開業する場合は「地元の有力な学閥」の力関係で、いろいろと面倒なことがある場合があります。また、病院内で強い学閥が「病院経営」や「医療方針」を握っている場合は、師弟関係や上下関係を上手く「かわして」いかなければなりません。これは、昔から非常に悩ましい問題のひとつでしょう。
また、職場での問題では「対看護師」の扱いがあります。医師の入職年数が浅く、古株の看護師や男性看護師の「自意識」が大きいケースですと、医師の立ち位置がぐらつくことがあります。医師一人が悩んでしまっても、誰も守ってくれない場合が少なくありませんから、こうした場合は「自分に合う職場への転職」も考えた方がよいでしょう。組織がしっかりした人材教育をしていなければ、患者への背信行為が起こる可能性は十分あり得るのです。

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